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早坂莉乃

”オーダーメイド”その子に合わせた支援を。「 児童発達支援センター にじのはし 」

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その子がその子らしく楽しく生きていけるように支えたい。

早坂 莉乃さん
にじのはしってどんなところ?

2歳から18歳までの発達に凸凹がある子どもたちが通所し、一人一人にあった方法で成長を支援する場所です。

にじのはしの外観 にじのはしの外観

にじのはしでは、 「療育・色育・食育・音育」の4本の柱を掲げて、子どもたちのサポートをしています。

この4つの柱を通じて、どうしたら楽しく学ぶことができるか。一人一人計画を立て、その子に合った支援を行い、成長のお手伝いをしています。
また、職員の方達の年齢層も幅広く、20代から60代の方まで在籍しています。 その幅広い年齢層だからこそ、多様なアイデアが生まれ、それが子どもたちにも良い刺激になっていると言えるでしょう。

にじのはしの特徴

にじのはしでは、2歳から18歳の子どもたちが通っているため、大きい子たちが小さい子どもたちのために、「どうしたら喜んでくれるか」を考え、それを支援員に伝え、様々な活動が行われています。 例えば、お化け屋敷やお店屋さんごっこ、ハロウィンパーティーなど。 私は、子どもたちの思いがこうして形になる場所であることが、とても素敵だと感じました。

保護者の方への連携も大切

にじのはしでは、「子どもと家族の一番の応援団」として支援をしています! 連絡ノートでのやりとりや、送迎バスでの対面時に、困っていることやご家庭での様子をお聞きするなど、日々丁寧な連携を行っています。 また、年に2回の個人懇談もあり、その際にじっくりお話しすることも可能です。 保護者の方が見学を希望された際には、Zoomなどを活用して日々の様子を共有する工夫もされており、不安な気持ちに寄り添いながら支援しています。 センター内には、保育士だけではなく言語聴覚士・作業療法士・理学療法士など様々な専門職が在籍しています。 たとえば音楽療法士は、音楽を通して子どもの感情を引き出し、感覚訓練を行ってくれます。 また、数名の看護師も在籍しており、お子さんの体調に変化があった際も、すぐに適切な対応ができる体制が整っています。

療育に関心のある方へーーーにじのはしからのメッセージ

「きっと❝療育❞と聞くと、少し構えてしまうかもしれません。 誰もが得意・不得意なことがある中で、苦手なことが少し多いだけ。 苦手なことに目を向けすぎて自己肯定感が下がってしまう子もいます。 にじのはしは、日常生活の中で、その子のステップに合わせ楽しく学び、自分で考えて行動する力を育んでいける場所です。 家族ごと支えていき、実りある生活が送れるよう日々サポートしています。」

にじのはし にじのはし
おすすめの絵本について

早坂さんが紹介してくれた一冊の絵本があります。

『誰もが安心して存在できる社会へ 空を飛びたかったペンギン』

誰もが安心して存在できる社会へ 空を飛びたかったペンギン

この物語は、ペンギンのモモちゃんが、他の鳥たちが集まる森が大好きだったことから始まります。 しかし、モモちゃんは空を飛ぶことも、うまくおしゃべりすることもできません。 一生懸命練習してもできない自分に悲しくなって、やがて一人離れてしまいます――。

イラストも可愛らしく、モモちゃんの気持ちがとても丁寧に描かれている絵本です。 たくさんの人に読んでもらいたいと、心から感じました。

人と違うところがあってもいい。それはその人の個性。 そんなふうに、みんなが受けとめ合える社会になったら、きっと素敵な世界になると思います。

日曜日・祝祭日・年末年始(6日間程度)はお休み

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