ずっと飲食店で働いてきた職人

七飯町で育った吉田さん。祖父の代からお寿司屋さんを営んでおり、食の道に進むことを決意していた吉田さんは、高校の就職活動でお寿司屋さん以外のところで働きたいと思い、当時とても有名だった和食レストランに就職しました。高校3年生の時からそのレストランでアルバイトをし、正社員になったそうです。 様々な店舗で働いた吉田さんは、6年間のうちに中華の職人やイタリアンレストランでシェフをしていた方など、色々な人と出会い、日本料理について多くのことを学びました。24歳の時に3代目として現在の奴寿司に戻り、それから30年間、七飯町で愛される料理店として今も多くの人々に親しまれている人気のお寿司屋さんです。

食材やメニューへのこだわり

吉田さんは毎朝新川町の自由市場に行き、その日取れた旬の食材を自分の目で確かめて仕入れることにこだわっています。 「今の時代、電話一本で仕入れもできちゃうけど、自分の目で確かめて、そして情報を手に入れて、今どんなものが取れているかとか、今日はこんなのがおすすめだよ！って、そういうのは行ってみないとわからないんだよ。だから、僕は足を運んで自分の目で確かめることにこだわっているんだ」と笑顔で語ってくれました。 常連のお客様も「ここのお寿司は本当に美味しいんだよ！ 大将が目利きしてるから美味しいんだよね！」と話しており、他のお客様も「ここの料理は本当に美味しい。お刺身も、旬のものを出してくれるから嬉しい」と言っていました。お客様からの信頼が厚いお店だと、訪れるだけで感じ取ることができます。

最近SNSや雑誌で大人気のランチメニュー

最近特に人気を集めている奴寿司のランチメニューは、「海鮮丼」と「和風ステーキランチセット」です。 お寿司屋さんでなぜステーキ？と思われるかもしれませんが、このステーキは生魚が苦手な方にも楽しんでもらえるように提供を始めたものです。吉田さんが和食レストランでの経験を活かし、和風の味付けに仕上げています。

ステーキのタレにはもちろん七飯町のりんご使用しており、陶板焼のスタイルに合わせて、タレを煮詰めすぎずに食べた時に、ちょうどいい味になるように計算し尽くされています！

さらに、週替わりでハンバーグなども提供されており、すべて数量限定で、無くなり次第終了となります。

※ランチ時間は予約できません！

ランチだけじゃない！夜が一番行くべき時間！

奴寿司はランチのイメージが強いかもしれませんが、実は夜の「フリースタイル」が常連さんの間で非常に人気です。 吉田さんは「型にハマらない」を意識し、メニューに載っていない料理でも、材料があれば作ってくれることがあります。お客様の好みを大切にし、一人一人に合わせて料理を提供するので、長年七飯町の人々から愛され、信頼され続けているのです。

回らないお寿司屋さんということで少し緊張するかもしれませんが、メニューを見ると意外とリーズナブルです（これは私個人の感想です）。実際、私も様々な会で奴寿司を訪れましたが、料理の味は本当に素晴らしいです。

金額が気になる方は、吉田さんに事前に予算を伝えれば、その金額に合わせてお寿司やオードブルを作ってくれることもあります。オードブルは1人前1,500円から提供されています。

また、七飯町では法事の会食やお祝い事の会食などで奴寿司を利用することが多いです。例えば、還暦のお祝い、お食い初め、結納などです。2階には広間があり、そこでさまざまなお祝い事を行うことができます。

ただし、1つお願いがあります。予約の際には、必ずどんなお祝いで利用するのかを伝えてください。例えば、結納では、一枚貝が「片方だけ」という意味になり、縁起が悪いとされています。一方、二枚貝は対になっており、夫婦や二人三脚の意味を込めて縁起が良いとされています。このように行事によって出す料理に気を使ってくれるので、予約時にその旨を伝えることをお忘れなく！

他にもお弁当なども予約すると作ってくれます！どれもすごく美味しそう！そして、彩りが綺麗！