
“姐さん”が営む深煎り喫茶店──七飯で愛され続ける『ななえ駅前珈琲店』
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純喫茶の空気を残した空間で、今日も深煎りの一杯を
種田 知美さん
七飯町にひっそりと、しかし確かな存在感を放つ喫茶店があります。店主は、常連さんから“姐さん”と親しまれる種田さん。30年以上この地に根を下ろし、さまざまな経験を経てたどり着いたのが、今の喫茶店でした。


元々は建築業に携わっていた種田さん。仕事を離れることになり、人生が大きく動き始めます。偶然がいくつも重なり、七飯町で喫茶店を開くことになりました。2011年には「大勝軒」の隣にお店を構え、そこから7年後に現在の場所に移転し、開業から15年目を迎えています。 「めげない、挫けない」がモットーの種田さんは、困難な時期も前を向き、特にコロナ禍では厳しい状況に直面しながらも、常連さんたちの支えで乗り越えたと話します。

カフェのこだわりはなんといってもコーヒー。中南米の豆を使用した自家焙煎のブレンドは、苦味がしっかり感じられる深煎りタイプ。1杯ずつ丁寧に25g〜35gの豆を使い、濃いめに抽出。冷たいアイスコーヒーは、そのままでももちろん、ソフトクリームをのせてパフェ風に楽しむこともできます。
さらに、ココアや軽食なども提供しています。
ソフトクリームはバニラ系のクリームを使用しており、コーヒーの濃さに負けない味わいが特徴です。実際にソフトクリームとコーヒーの組み合わせで飲みましたが、美味しすぎました。
ずっと飲んでいられます。
また、焼きサンドのパンは、お店で焼いている手作り。“自分がおいしいと思うもの”を丁寧に届けている。というのがななえ駅前珈琲店のお店の魅力です!

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- ●コーヒー
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この一杯を楽しみに、遠方から足を運ぶ常連のお客様もいらっしゃいます。
ほっと一息つける時間をお届けします。
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- ●コーヒーゼリーのパフェ
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自家製のコーヒーゼリーは、しっかりとした苦味と香りが特徴。
そこにソフトクリームとふわっとした生クリームが重なり、まろやかで贅沢な味わいに。
食後のデザートにはもちろん、午後のリフレッシュにもぴったりな一品です。
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- ●焼きサンド
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表面が香ばしく焼き上げられたパンは、噛むたびに小麦の風味がふんわりと広がります。
たっぷりの新鮮な野菜と、ほんのり辛みのあるからしマヨネーズが絶妙なバランスで調和。
素朴ながらも飽きのこない美味しさで、リピーターの多い人気メニューです。
グリーンの壁が印象的な店内は、前のお店の雰囲気をそのまま持ってきたという落ち着く空間。どこか懐かしい純喫茶のような雰囲気があります。照明や音楽も、リラックスできるように控えめに設計。
また、種田さんが大切に集めてきたカップたちが、店内の棚にずらりと並んでおり、季節や気分に合わせて入れ替わるので、訪れるたびに見るのが楽しみになります。



桔梗には娘さんが経営している「ききょう駅前珈琲店」があり、そこからのお客さんが流れてくることも多いそうです。 私は特に打ち合わせの時や雰囲気を変えたい時など利用させていただいたり、サイドメニューがおいしくて友人と行ったり。など色々なシーンで利用させていただいています。
シンプルを大切に、やりたいことは“ぶれない”今後について尋ねると、「ガチャガチャとか派手なことはやらない。シンプルにいきたい」と語る店主。ブレずに、自分のスタイルを貫く姿勢が印象的です。
メニュー表(2025.6.16時点での価格になります)






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- 会社名
- ななえ駅前珈琲店
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- 住所
- 北海道亀田郡七飯町本町3丁目18-32
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- 駐車場
- 駐車するスペースがあります。
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- 営業日
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- 月曜日・・・定休日
- 火曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)
- 水曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)
- 木曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)
- 金曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)
- 土曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)
- 日曜日・・・9:30-16:30(ラストオーダー16:00)